topimage

2011-09

ウエアハウス-circle- - 2011.09.30 Fri

ゆうべ眠れずにふとんでごろごろしていて、
おなかすいたなあと思って小松菜だかほうれん草だかを茹でて食べた。
そしてまだ眠れなかったのでつらつらとぼやきを携帯に打ち込んだ。
ブログは1日1件にしたいので、今日の日記のあとにくっつけますが、
やーまあ荒ぶってたなあ。深夜のテンションこわい。
でも正直な考えなのでそのまま載せておきます。

さて今日は我が演劇集団 円「ウエアハウス-circle-」初日。
シアタートラム。まさかの最前列でした。わああ。
端の席だったので若干首が痛かったですががが
しかし関係者めっちゃいたなー。そりゃ初日だものなー。

感想。とにかく、橋爪さんと金田さんがこわいです。
なんていうのか、あの孤独は、ほんとぞくぞくする。
互いに、伝わらないこと・理解出来ないことを全身で悶えてる。
その姿が果てしなく悲しくて、色っぽささえあって。
観客はオリベに笑う。その独特なことばや行動に。
でも一斉に、観客から笑いが消えたあの時、
ほんとに今わたしが観ているもののこわさを感じた。
うーおー。1時間40分なのにとんでもない空間でした。
稽古場見学した時にも「なんつうものやろうとしてるのか」とぞわぞわしたけど、
今日観たらあの時以上にぞわぞわして泣きそうになったもんな。

こんな風に書いてるのは円の劇団員だからじゃない。
身内ってほど関われてないし。←
でも、とんでもない男優2人のガチ対決が観られます。
そこらのホラー映画より、質のいい恐怖を味わえます。
12日までやっておりますのでぜひ。

P9301151.jpg

初日乾杯のあとは、若手劇団員数人で軽く飲み!
吉田久美さん・清田智彦さん・山下真琴さん、同期のちーちゃんと。
わいわーい。楽しかった!

・ ・ ・ ・ ・

以下、ゆうべぐだぐだ書いたもの。
「芝居創りについてぼやく」

芝居を観ていて、つまんないなあおもしろくなかったなあと思う時、
何がそこまでそう思わせるのかなあと考えてみる。
と、ひとつの作品を創るということに当たって、
関わる全てのひとが果たして総力をあげているだろうか、ということが浮かぶ。
観てる側の好みはそれは置いといて。
いや置いとかなくてもそうであるならなんかしら届くはずと思うのだけど。

あと作品そもそものおもしろさはかなり影響する。

演出家と役者の関わり方や、役者同士の関わり方、照明・音響・衣裳・制作との関わり方、をさ、
果たして世の中の芝居創ってるひとらがどこまで意識してるかって。

例えば。
作品もしくは作中の台詞やト書きに対する解釈が役者の個々によって異なる。
リアルに考えれば統一されていることなんてないしされてたら気持ちが悪いけど、
「観るもの観せるもの」と思えば、創り手はそれはある一定のレベルまでは共有し合うべきなんじゃないかと思う。
このキャラクターはこの出来事を知らないから、演じる役者も知らなくていい、
なんてことないのではないかと思った。
このキャラクターはこの出来事を知らないけど、演じる役者は知っているはずで、
そしてそれを深めるためには自分ひとりではなく周りのひとに対して意見やら何やら放つべき、ではないのかなあ。

ひとつの作品をひとりで創ってる訳ではないので、よりよいところへ行くには、
新たなものを取り入れ時には切り捨ててくんじゃないかなあ。

演出家に駄目出しされないんだよね、と同期が言っていた。
そういう時どうするの、って言ったら、特に何もしなかったらしい。
自分から聞けばいいってだけの話ではないのか。
何も言われないイコール正しい・よかった、ではないでしょ必ずしも。
自分のこれが最善だどうだ!って満を持して提示したのならともかくそうでないなら。
そいつよりもっとよりよくしたいひとに時間を割きたかったんじゃね。稽古の時間は限られてるし。

仮に稽古が1ヶ月しかなかったとして、週に3日、4時間ずつしか稽古場使えなかったとしても、
それ以外の時間を有効に作品創りに当てなかったら、それなりのものしか生まれないだろうと思う。
1ヶ月しかない、のと、1ヶ月もある、のと、
1ヶ月しかないからこの期間で行けるとこまで行くってのはそりゃ出来が違って当たり前だろう。

青春ぽく熱血ぽくやりあえなんてことではない。
ただ作品をさ、金取ってひとに観せるのだからさ。
せめて観に来るひとが負担する時間や交通費やチケット代の、それ相応のもの観せてくれよってなるじゃない。

だいたいなんで知り合いばかりが客席にいるんだ。
なんでノルマなんてものがあるんだ。
演劇って娯楽じゃないのか。映画と同等の。
映画はCM観て「あら行こうかしら」ってなるのに、
演劇はチラシ見掛けたところで「あら行こうかしら」とならない。
チラシについてもいろいろ思うところはあるけどそれはまた違う時にぼやく。

あとはだからスタッフとの連携。
たいがい照明さん音響さん衣裳さんは遅れて加わると思うけど、
作品をきちんと理解してプランを立てているだろうか。
わたしは以前出演した芝居で、残念だけどそれは感じられなかった。
まあその時は役者間も連携取れてなかったりして、大層悔しい思いをして終わった。未だに悔しい。

何も怖くなんかないはずだ。
違うか。億劫なのか。もしくは向上心がないんだね。
みんなで1つのもの創る時、意見することされることは欠かせないはずと思う。
1人1人が違う感性で生きてるんだからそりゃぶつかるよ大変な作業だよ
でもそこきちんとしなかったらばらっばらのひっでえもんが板の上で繰り広げられる訳でしょ。
客苦痛ちょう苦痛。
それこそ、作品のもとのおもしろさや、知り合いが出演してるから、とかってことで客は己を保つ訳でしょ。
そんな逃げ道すらなかったらもうなんで観に来ちゃったのむだむだちょうむだってなっちゃう。

いやわたしら頑張ったわー
よくやったわー
稽古少ないしいろいろあったけどー
とにかく千秋楽だーやったね!

なんてあほらしい!
客から奪ったもんいろいろ返せ。利子つけてのしつけて返せ。

創る側がさ、全力でやんなかったもんなんてさ。
つまんないなあおもしろくなかったなあ、だ。


最近小劇場系を観てて思うのは、
くそくだらねー戯曲だろうがあんたが書いてあんたが演出すんなら最後の最後まで作品1つの面倒見ろ、
こだわりあんだろ然程もねーなら金取んな。とかとか。
なんなの自己満足なのそれでいいの、な芝居。多い。
いいとこが少しでも見えたら客は喜ぶのに。
それすらない芝居多過ぎる。

わたしなんか特にばかだから、
芝居観て単純に「あー凄かった!」「あーおもしろかった!」って思いたい。
頭使わせないでくれって思う。
難解なのがいやだ。
いや政治・経済・時代物とかってことじゃなくて。確かにそういうの苦手だけど
いい芝居なら伝わるもんは伝わるしおもしろいとこはおもしろいし、
むしろなんかああ学が足りていればこの芝居をもっと楽しめたのに!って後悔する。
いわゆるお涙ちょうだいとか笑って泣けてとか歌って踊って、
っていうのを求めてるんじゃない。単純にはね。

何が言いたかったって、とりあえず世の中のごろごろいる若手どもは、
もっと気合い入れて作品創ってこうぜってことだったと思う。

しかし荒ぶった。
でもそういうこと。
わたしの理想の作品創りのかたち。
だからわたしもこうして書いたなら足掻けよっていうこと。
戒めだなあ。

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

Profile

杉浦慶子

Author:杉浦慶子
(すぎうらけいこ)

1987年9月2日生まれの
乙女座O型うさぎどし。
東京都出身。
演劇集団 円(円企画)所属。
だいたいコンビニ店員。

■出演履歴まとめはこちらから■

【声の出演】
「ガンダムGのレコンギスタ」(チッカラ)
「The 100」(インドラ)
「Black Sails」(アン・ボニー)
「SCREAM」(ティーナ)
などなど

■ざっくり経歴■
1987 生誕
2008 東京アナウンス学院放送声優科卒業
2011 演劇集団円(円企画)所属

New Entries

Comment

Archive

Twitter

Link

このブログをリンクに追加する

Mobile

QR